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建仁寺の2大見どころ、双龍図と風神雷神図をわかりやすく解説

2019/08/11
 
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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

京都の四条にある建仁寺は、俵屋宗達の風神雷神図と小泉淳作の双龍図が有名です。その他の見どころも含めて写真つきで解説していきます。

1. 法堂天井の双龍図

建仁寺の見どころで有名なのが双龍図です。法堂の天井に巨大な二匹の龍が描かれ、見上げた時の迫力は京都観光の良い思い出になる見応えがあります。方丈と法堂が繋がっているので、有料の方丈から入ればそのまま見ることができます。

双龍図とは

双龍図は、意外と新しい作品で、2002年(平成14年)に建仁寺創建800年を記念して作られたものです。日本画家小泉淳作の作品で約2年の歳月を掛けて描かれたものです。詳細をまとめると次のようになります。

  • 双龍図の大きさは縦11.4m、横15.7mで、畳108枚分の大きさ。
  • 紙は、麻紙(まし)→麻をすりこんだ和紙
  • 墨は、明墨(みんぼく)
  • 36枚のパネルに描かれ天井に貼り合わされ完成

法堂の中に入ると凄い大きさと迫力で見応えがあるので、建仁寺に行った際にはぜひ見ていただきたい天井画です。

小泉淳作とは

小泉淳作(こいずみじゅんさく)は神奈川県鎌倉市生まれの日本画家、陶芸家。鎌倉五山第位一位の鎌倉・建長寺の雲龍図も制作しており、京都の建仁寺の双龍図も制作しています。

  • 鎌倉五山は、建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺
  • 京都五山は、南禅寺・天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺

となっており、建仁寺は京都五山の第四位のお寺。

つまり小泉淳作は建長寺の『雲龍図』、建仁寺『双龍図』を制作。その他、東大寺の襖絵など、有名なお寺に関わっている人物です。その後、2012年に肺炎のため87歳で死去しています。

2. 方丈にある風神雷神図

建仁寺で見ることができる風神雷神図は、俵屋宗達によって描かれたものではなく複製品です。本物は現在、京都国立博物館にあるので、そちらも合わせて見てみると違いを比較し楽しめると思います。また、

風神雷神図屏風

風神雷神図屏風の大きさは縦154.5㎝、横169.8㎝。
現在は京都国立博物館に寄託されており、建仁寺で見られるのは複製の屏風と陶板ですが、これはこれで美しく、見どころの一つといえる代物です。ちなみに風神雷神図は、江戸初期の画家である俵屋宗達の最高傑作と言われています。

風神・雷神とは

元々風神と雷神はインドの聖典であるリグ・ヴェーダに登場するのが起源とされています。それが日本に伝わり、三十三間堂にある風神と雷神の像となり、それを元にして風神雷神図屏風が作られたと言われています。

このような経緯を知り、建仁寺と三十三間堂の風神・雷神を見比べてみると姿がかなり似ていることがわかり楽しめると思います。

また、風神・雷神は千手観音の眷属とされる二十八部衆に所属しており、建仁寺では風神・雷神のみが描かれていますが、三十三間堂では風神・雷神を含めた二十八部衆を仏像として見ることができます。

風神とは

風神はヴァーユと言われる富貴栄達を授ける神。バラモン教やヒンドゥー教ではインドラと共に空界を占めますが、仏教として日本に伝わると、インドラは帝釈天となり、ヴァーユは風神となっています。

雷神とは

雷神はヴァルナと言われる神で、古代インドの聖典リグ・ヴェーダでは水神としての性格も持つ神とされます。古代インドの各宗教を経て、日本に伝わった仏教では、雷神は虎柄のふんどしと連太鼓とばちを持つ姿で描かれています。

菅原道真の伝説がある北野天神演縁起はこの姿の雷神が描かれているのも興味深いので、合わせて見てると楽しめると思います。

俵屋宗達とは

俵屋宗達(たわらやそうたつ)は、桃山時代から江戸時代ごろに活躍した人物で、裕福な町人の出身。俵屋という絵画工房を主催し、本阿弥光悦と「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」などを合作した絵師です。

朝廷からも「法橋(ほっきょう)」叙せられるなど、町人ながらとても知名度もあり出世した人物です。俵屋宗達の技法は、尾形光琳をはじめとする琳派にも影響を与えたと言われています。法橋とは、僧侶に対し与えられた位階の一つで、僧位の中では第三位の位置付けです。

ちなみに三十三間堂近くの養源院でも俵屋宗達の有名な襖絵や杉戸絵をみることができます。

二曲一双屏風とは

国宝に指定されている風神雷神図は珍しい二曲一双屏風で、左に雷神、右に風神が描かれています。二曲一双屏風とは、屏風の面がいくつ曲がっているかの数のこと。一双とはペアになっているということ。つまり、二曲一双屏風とは、二つに曲がった屏風が、ペアになっているということです。

3. 方丈

建仁寺の方丈は重要文化財に指定されている建物です。この方丈に入るには有料になっていますが、風神雷神図や双龍図があるので、入る価値は充分あります。

方丈は1599年(慶長4年)に安芸の安国寺から移築しされています。造りとしては、柿葺、単層入母屋造で、柱などが桃山風の禅宗様の建物。方丈から拝観料を払い、風神雷神図や龍の襖絵や庭などを観覧でき、庭や双龍図のある法堂などへ続くような造りになっています。

また、東福門院から寄進された本尊・十一面観音菩薩像が安置されている建仁寺の内部を見る入り口になっている場所といえそうです。

さて、通常寺院では建物内や文化財などは撮影禁止とされているところが多い。写真を撮れても庭だけというところがほとんどと言えそうです。

しかし、建仁寺は全て撮影OKという珍しい寺院なのです。受付で拝観料を払った後、「写真撮影全てOKですので、ご自由にお撮り下さい。」と声をかけてくれる事すらあるし、撮影OKの紙まで貼られていたりします。
なので、有名な天井の龍神画も風神雷神図も撮影することができ、京都観光の思い出作りにはいい観光スポットと言えそうです。

まとめ

建仁寺の2大見どころは、双龍図と風神雷神図屏風と言われており、その特徴は下記の通りです。

  • 双龍図の作者は小泉淳作(こいずみじゅんさく)
  • 双龍図は2002年ごろに作られた作品(歴史的なものではない)
  • 双龍図は畳108枚分、36枚のパネルを天井に貼り付けている
  • 風神雷神図屏風の作者は俵屋宗達(たわらやそうたつ)
  • 風神雷神図屏風はレプリカで、本物は京都国立博物館にある
  • 風神雷神図屏風のモチーフは三十三間堂の風神・雷神像

俵屋宗達関連の風神雷神図屏風の原型となる像があるのが三十三間堂。その隣にあるのが風神雷神図屏風の本物がある京都国立博物館。さらにそこから徒歩圏内にある養源院では、俵屋宗達の襖絵・杉戸絵が見られるなど、俵屋宗達を中心に京都観光してみるのも面白いかもしれません。

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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

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