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六道珍皇寺は小野篁や冥界の入り口の井戸があるお寺

2019/09/26
 
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tomo
京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)は小野篁(おののたかむら)で有名なミステリー満載のお寺です。冥界の入り口として小野篁が使っていた井戸などもあり、六道の辻と呼ばれる曰く付きの場所にある事からも、ミステリー感満載の京都観光ができる変わったスポットの一つです。それでは小野篁を中心に六道珍皇寺を解説していきます。

1. 六道とは

六道珍皇寺の名前の由来ですが、まず、六道とは仏教の教義で言う地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の6種の冥界のことを言います。人の生前の行いで振り分けられるとのこと。

人は死後この6道を輪廻転生するものとされています。

2. 六道の辻とは

六道珍皇寺は、この六道の分岐点にあたり、この世とあの世の境の辻が、この境内あたりにあると言われ、冥界への入り口と昔から信じられてきました。

3. 六道まいり

また六道珍皇寺の入り口に六道の辻という石碑も立っていますね。これは平安時代、この辺りが墓所であり、葬送の地であったことが由来しています。お盆には冥土から帰ってくる精霊たちがここを通ると言われていました。

これに関連して精霊迎え・六道まいりがあり、毎年8月7日から10日の4日間行われ、午前6時から午後10時までとなっています。迎え鐘が一日中鳴り先祖の霊をあの世からこの世に迎え入れるなど、独特の催し物です。周辺には出店も出ます。

3. 六道珍皇寺と小野篁が使った井戸

冥界の入り口は、六道珍皇寺の中にある掛け軸にも描かれており、六道珍皇寺の見所の一つとも言えるでしょう。この掛け軸の右上には井戸が描かれていて、小野篁が冥府へ通うためにこの本堂の裏庭にある井戸を入り口として冥府へ通っていたと言われています。

そのため六道珍皇寺には小野篁の像や閻魔大王坐像が置かれています。ちなみにこの閻魔大王の像は閻魔大王坐像という小野篁の作品とされています。ちなみに閻魔大王は地蔵菩薩の化身とされています。

4. 小野篁とは

小野篁は不思議な伝説が多い人物で、昼は朝廷・夜は閻魔庁に仕えていたと言われる人物。六道珍皇寺の井戸から冥府に通っていたとか、閻魔王宮の役人などといわれていたなどの記録が書物に色々と残っています。

小野篁は802年から852年の50年間生きた人物で、参議小野岑守(おののみねもり)の子として生まれています。とても優秀な人物で武芸・学者・詩人・歌人などとして知られ、さらに参議という今で言う閣僚の様な地位まで、嵯峨天皇のもとで出世しています。

ただし性格に難があり、それが災いして嵯峨上皇により隠岐に流されました。

ちなみに小野篁は歴史上の人物なので下記の文献に記載されています。

  • 江談抄(ごうだんしょう)
  • 続群書類従(ぞくぐんしょるいじゅう)
  • 今昔物語 (こんじゃくものがたり)
  • 元亨釈書(げんこうしゃくしょ)

5. 六道珍皇寺の歴史

六道珍皇寺は京都では六道さんの名前で呼ばれています。その成り立ちは諸説あり空海や小野篁が建てたという説や、宝皇寺の後身であると言う説、山代淡海(やましろのおおえ)の道場説など謎が多いもの。一般的には平安前期にに慶俊僧都によって開かれたという説が有力です。

山号は大椿山(たいちんざん)。臨済宗建仁寺派に属する寺院です。場所的にも建仁寺から近いので建仁寺派ということも分かりやすいと思います。これと関係するのは六道珍皇寺が一度荒廃しそれを建仁寺の聞渓良聡(もんけい りょうそう)により再興し現在に至っている部分。このような流れで、六道珍皇寺はもともと真言宗でしたが臨済宗に改宗されています。

六道珍皇寺は、小野篁の寄進により整備されたと言われています。

6. 六道珍皇寺の御朱印や御朱印帳、金朱印など

六道珍皇寺の御朱印には、金文字の限定御朱印もあります。金朱印の入手方法は、「秋の彼岸特別拝観」の拝観者のみへの授与となっているので、その時期に参加すると入手できるでしょう。

  • 秋の彼岸特別拝観は、2017年 9月16日(土)〜18日(月・祝)(3日間)
  • 午前9時30分〜午後4時30分
  • 拝観料は、大人(高校生以上) 500円 ・ 中学生 300円 ・ 小学生 200円

その他、御朱印帳は「六道珍皇寺オリジナル朱印帳」として、閻魔大王や小野篁が表紙になっている御朱印帳があります。

7. 六道珍皇寺お薦めお勧めの観光ルート

六道珍皇寺の周辺には、六波羅蜜寺から一番近くにありますが、徒歩で行ける距離としてはそれ以外にも多くの社寺仏閣があります。清水寺や二年坂、安井金比羅宮、建仁寺、高台寺や八坂神社、知恩院、青連院、四条通や花見小路通など多くの観光スポットが徒歩圏内にあります。

買い物や飲食お土産などを楽しみたいと言う観光の仕方なら、二年坂や四条通り、花見小路通などがおすすめです。

六道珍皇寺から二年坂は近くにあり、そこから高台寺→八坂神社→花見小路通→建仁寺→四条通というルートは有名なスポットや買い物・飲食、有名な文化財なども見れて、京都観光しに来た人には満足できるルートだと思います。

参考にどうぞ。

8. 六道珍皇寺へのアクセス

六道珍皇寺の境内

六道珍皇寺は清水五条駅と祇園四条駅の中間にあるような位置にあり、どちらも最寄り駅と言って良いかもしれません。なので他の観光スポットと組み合わせた観光ルートで、どちらかの駅で来て、もう片方の駅で帰れば無駄がないのが良いところですね。

9. 六道珍皇寺と、井戸、小野篁のまとめ

六道珍皇寺について解説してきましたが、まとめると次のようになります。

六道珍皇寺

  • 六道とは仏教の地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の6種の冥界のこと
  • 人は死後この六道を輪廻転生する
  • 六道珍皇寺は、この六道の分岐点

小野篁(おののたかむら)

  • 小野篁は六道珍皇寺の井戸から冥府に通っていたと言われている
  • 閻魔王宮の役人などといわれていた
  • 武芸・学者・詩人・歌人さらに参議まで出世した優秀な人物
  • 性格に難があり、嵯峨上皇により隠岐に流された

10. その他

宗派:臨済宗
本尊:薬師如来坐像(天台宗開祖・最澄の作と言われている)
熊野観心十界図:十界とは、地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上・声聞・縁覚・菩薩・仏に分けたもの。

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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

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