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銀閣寺の歴史・見どころをわかりやすく解説

2019/11/11
 
銀閣寺
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tomo
京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

銀閣寺境内マップ

銀閣寺は哲学の道の北端にあり、室町時代中期の将軍・足利義政ゆかりのお寺です。銀閣寺前には直線上に商店街が展開し、お土産屋や飲食店が並び、哲学の道ではもっとも賑やかな観光スポットになっています。

東山慈照寺


銀閣寺は、正式名称を東山慈照寺と言い、相国寺の塔頭寺院のひとつです。
室町幕府第8代将軍足利義政によって造営された山荘東山殿が起源とされ、義政の没後、臨済宗の寺院となりました。このような流れで義政の法号、慈照院殿喜山道慶にちなんで慈照寺と名付けられました。

  • 1489年(延徳元3年)に上棟した銀閣は宝形造り二層の楼閣
  • 上層は潮音閣
  • 下層は心空殿

銀閣寺の看板

庭の北にある東求堂内部に同仁斎があり、四畳半茶室の原型と言われています。1994年(平成6年)に古都京都の文化財の一部として世界遺産に登録され、銀閣は、金閣、飛雲閣と合わせて京の三閣と呼ばれています。

金閣寺と銀閣寺の比較

銀閣寺と金閣寺の比較

金閣寺と銀閣寺は常に比較されます。両閣とも西芳寺の瑠璃殿を模倣して造られたものですが、見た目から「華やかなのが金閣」で「地味なのが銀閣」と思われてしまいます。

金閣寺は3層の楼閣の2層と3層に金箔を張ってありますが、銀閣寺には銀箔を張ってあるわけではありません。2007年(平成19年)に奈良文化財研究所の科学的調査により、一度も銀箔が張られていなかったことが判明しました。

ちなみに銀閣寺も金閣寺も相国寺の塔頭寺院で、相国寺と金閣寺は室町幕府三代将軍・足利義満によって創建されたものです。塔頭とは相国寺を本寺として、その系統の派生した寺のことです。この場合だと金閣寺と銀閣寺になります(親・兄弟のようなもの)。

銀閣寺と呼ばれる由来

銀閣寺

なぜ銀閣と呼ばれるようになったのかについては諸説あり、当初銀箔を貼る予定だったが、財政難や義政の死によってできなかったとも、外壁の黒漆が日光によって銀色に輝いて見えたからとも言われています。

銀閣は完成当時、錦鏡池を中心に池泉回遊式庭園が広がり、観音殿や東求堂、会所、常御所、釣秋亭、竜背橋など大規模な建物がありましたが、現在は、国宝に指定されている銀閣(観音殿)と東求堂しか残っていません。

銀閣寺の見どころ

見所1 慈照寺の椿垣(銀閣寺垣)

銀閣寺垣

銀閣寺垣は、銀閣寺の入り口を入ると広がっている銀閣寺独特の椿の生垣です。生垣とは植物で作った垣根のことですが、銀閣寺垣は椿の生垣であり、慈照寺の椿垣(つばきがき)と言われています。

銀閣寺垣のように高い垣根は暴風や防火などの効果があります。

総門から中門までの約50mほど続く銀閣寺垣はインパクトがあり、他のお寺でも見られないので、観光の際は思い出の残る見どころの一つとなるかもしれません。

見所2 銀沙灘・向月台

銀閣寺の特徴的な白砂の模様と盛り砂は入り口付近からインパクトがあります。この白砂を銀沙灘(ぎんしゃだん)と読みます。また、盛り砂の方は向月台(こうげつだい)と言います。

岡本太郎も感銘を受けたようで美術的にも注目される造りだとか。

これは江戸時代にできたとされる説などがありますが、銀沙灘と向月台は謎が多く詳細は不明。一説には富士山に見立て砂を盛り上げていると言われています。

見所3 銀閣(観音殿)

銀閣(観音殿)は1489年(長享3年)に建立された銀閣は木造二階建ての楼閣建築です。二階は当初外面内面も黒漆塗だったとか。

一階が心空殿、二階が潮音閣と言われています。

見所4 東求堂

東求堂(とうぐどう)は1486年(文明18年)に義政の持仏堂として建立された檜皮葺の入母屋造です。

日本最古の書院造である書斎同仁斎があります。

同仁斎には机である付書院と物を収納する違棚があります。同仁斎は元来4畳半の茶室ですが、足利義政は書斎として使っていたそうです。東求堂には阿弥陀如来立像義政像を安置しています。

見所5 お茶の井

銀閣寺-お茶の井

足利義政が愛用したお茶の井跡で、現在でもお茶会などの飲料水として使用されるほど水質が良いと言われています。また、泉辺の石組みは当時の遺構がそのままで、茶庭の蹲踞手水鉢前の源流とされているとのこと。

蹲踞とは「つくばい」と読み、つくばう=しゃがむという意味があります。手水鉢とは「ちょうずばち」と読み、日本庭園の添景物の一つです。

茶庭に設置されるものをいい、茶室に入る前に、手水鉢で手を清める際の水の入った鉢のこと。日本庭園の茶庭はその上に役石を置いて趣を演出しているというものの源流がこの銀閣寺のお茶の井ということでしょう。

この庭園石組は竹亭漱鮮亭(そうせんてい)跡は西方寺の竜淵水石組を模範にしおり、相阿弥の作庭とされています。相阿弥は足利将軍家に使える雑務・芸能を行う同朋衆の一人で、絵画、書院飾り、書画の管理や鑑定、造園、香、連歌、茶道などを行なっていた人物です。

見所6 展望所からの眺め

銀閣寺からの眺め

銀閣寺は山の方へと上がっていくように、少し高い丘の部分に道ができています。

この一番高い場所である展望所からの眺めは見晴らしが良く、銀閣寺を上から眺めながら、京都の街並み(左京区銀閣寺町)を眺めることができます。

方向的には出町柳駅がある方向で、見えませんが鴨川や下鴨神社などがある方向の風景を見ることができます。

見所7 苔寺を手本とした庭園

銀閣寺の池泉回遊式庭園

銀閣寺の庭園は西方寺(苔寺)を手本として造られている池泉回遊式庭園です。

池周り以外にも苔が美しく、苔好きには楽しめると思います。

また、季節により景色が綺麗で、桜、楓、ツツジなどの他、木々や苔の緑も美しく、銀閣寺ならではの四季折々の表情を見せてくれます。

見所8 銀閣寺圓通殿(売店)

銀閣寺の圓通殿(売店)

銀閣寺の庭園が終わると、最後に圓通殿という竹林と売店がある場所に出ます。

トイレもあり、売店にはお茶や飴の他、銀閣寺のチロルチョコなども売っています。

見所9 銀閣寺参道の商店街

銀閣寺参道の商店街

銀閣寺の参道には左右に観光向けの商店街があり、お土産や飲食店、食べ歩きができるお店を楽しめます。

また銀閣寺から参道へ進まず横に行けば浄土院、その先には八神社があります。

銀閣寺へのアクセス・開閉時間

  • 場所:京都市左京区銀閣寺町2
  • 時間:夏期( 3月~11月)8:30~17:00、冬期(12月~ 2月)9:00~16:30
  • 休み:無休
  • 料金:高校生以上500円・小・中学生300円・幼児無料
  • 料金:春と秋の特別拝観のときは別途1000円
  • バス:京都駅から市バス100に乗り、銀閣寺前で下車。徒歩5分
  • バス:市バス5,17に乗り、銀閣寺道で下車。徒歩10分

銀閣寺の最寄駅

銀閣寺から出町柳駅までの街並み

銀閣寺の最寄駅はどこ? という疑問が浮かびますが、地図を見て歩いた時間やタクシーの運転手の話では出町柳駅ということになります。ただし、出町柳駅はかなり遠いのです。

出町柳駅は下鴨神社の近くにある駅で、そこからほぼ直線状の道に銀閣寺があります。タクシーに乗ると780円〜980円前後(2017年現在)で、時間としては早く着きます。時間に余裕がある人はバスに乗るのが良いでしょう。

一度銀閣寺から出町柳駅まで歩いた事がありますが、それほど目を引くものはあまりなく、百万遍知恩寺という無人でそこそこ広いお寺や京都大学、吉田山緑地などがある程度。観光目的で時間制限がある場合はわざわざ行くような場所でもないと思います。

銀閣寺のバス乗り場

蹴上駅から南禅寺や哲学の道を通って銀閣寺に行くか、バスで銀閣寺の側のバス停で下車するかが最も効率く観光できます。

銀閣寺観光の注意点

銀閣寺の帰りにバスに乗る場合、待ちの外国人が多く混みます。また、歩いて帰るには距離があるので、帰り方を先に2、3検討していった方がスムーズに観光できるでしょう。人数が多ければ割り勘でタクシーが効率的だと思いますよ。

銀閣寺のおすすめ観光ルート

銀閣寺のある東山周辺は多くの世界遺産があるスポットです。観光ルートは蹴上駅側からなら下記のようになります。

  • 地下鉄蹴上駅→ 金地院→ 南禅寺→ 永観堂→ 哲学の道→ 法然院→ 銀閣寺→ バス
  • バス→ 銀閣寺→ 法然院→ 哲学の道→ 永観堂→ 南禅寺→ 金地院→ 蹴上駅

哲学の道には銀閣寺や法然院の他にもいくつか神社やお寺があるので、それらを見ていると飽きませんが、蹴上駅から銀閣寺までの各社寺を見て行くとかなり時間がかかるので、見たい場所を絞って行くのがおすすめです。

お金に余裕がある人は人力車に乗ると、平安神宮などにも案内されることもあります。

銀閣寺の他にも見どころが多々ある哲学道も参考にしてみてください。
哲学の道のページ

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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

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