秋の京都・圓光寺の紅葉を豊富な写真でご紹介
圓光寺は一乗寺にある紅葉名所です。中でも「十牛之庭」と呼ばれる庭園は、赤や黄に紅葉した木々と、緑色の苔や茶色の落ち葉など、カラフルに色づいた美しい風景が楽しめます。
十牛の庭は屋内から楽しめるほか、歩いて各見どころを散策でき、さらには徳川家康の墓がある高い台からは、一乗寺の街を一望できる景色も見ることができるなど、圓光寺は見どころの多いスポットになっています。
それでは圓光寺の紅葉時の見どころを写真とともにお楽しみください。
1. 屋内から見る十牛之庭の紅葉
圓光寺は、洛北最古と言われる枯山水「奔龍庭」や本堂前に広がる庭園「十牛之庭」など景観が素晴らしいことで有名で、特に紅葉の季節には色付いた木々と、美しい苔庭のコントラストが見事です。
2. 屋外で楽しむ十牛の庭
本堂前に広がる十牛の庭は、江戸時代に作庭されたと言われている池泉回遊式の庭園です。十牛の庭は京都でも有数の紅葉の名所として知られているので、見頃の季節には多くの観光客が訪れます。
色付いた紅葉はとても美しいですが、ゆっくりと楽しみたいのなら春夏に訪れるのが良いでしょう。爽やかな青紅葉の十牛の庭は秋とはまた違った印象を受けます。
3. 応挙竹林
また十牛の庭にある竹林は「応挙竹林」と呼ばれ、江戸時代の絵師円山応挙がよく訪れていたと言われています。瑞雲閣に展示されている雨竹風竹図屏風はこの竹林を描いたものなのだとか。
秋には応挙竹林を背景に紅葉が栖龍池周辺を彩ります。また、応挙竹林の裏(上部)には紅葉スポットでもある野仏庵があります。
4. 栖龍池
応挙竹林前にあるのが栖龍池です。紅葉の時期には落ち葉が池に浮き、湖面には竹林が水鏡となって浮かぶ幻想的な雰囲気を感じられる場所です。
5. 東照宮からは圓光寺周辺を一望できる
紅葉と竹林の中には裏山に続く遊歩道があり、そこを通って階段を登っていくと、東照宮があります。東照宮の横には、徳川家康の歯を埋葬した徳川家康の墓があります。
特に夕日に沈む京都市内は絶景です。圓光寺は観光客が多いスポットですが、東照宮までは登る人も少ないので景観を楽しめる穴場のスポットになっています。
6. 散り際も楽しめる紅葉が魅力
紅葉が終わりに近づいても美しいのが圓光寺で、落ち葉で敷き詰められた苔庭が頼しめます。
圓光寺のまとめ
主に圓光寺とその周辺の紅葉を紹介してきましたが、圓光寺は新緑の時期も苔と相まって緑色が綺麗なお寺なので、京都にきた際には行ってみると良いと思います。
秋は観光客で混み合いがちですが、それ以外の時期はそこまで混雑せずに観光できるので、紅葉だけではなくお寺巡りなどをしたい人も今回紹介した圓光寺とその周辺のお寺へ行ってみてくださいね。
下記に圓光寺周辺の社寺をまとめているので、参考にしてください。