01. 京都のお寺

金閣寺8つの見どころ

金閣寺 見どころ
鏡湖池 金閣寺といえば金閣。金閣は鏡湖池に浮かぶ舎利殿のこと
金閣 金閣は鏡湖池に浮かぶ舎利殿のこと
陸舟の松 京都三松の一つで、樹齢は推定600年以上
銀河泉 足利義満がお茶に使ったと言われている
巌下水 足利義満が手を清めたお手洗い時の水
安民沢 鏡湖池の水源で、旧西園寺家の守り神が祀られている
銀閣寺垣 背の低い透かし垣で竹で作られている
夕佳亭 茶人・金森宗和の茶室

金閣寺8つの見どころ 詳細

見所1. 鏡湖池

金閣寺の鏡湖池

金閣寺は長い参道を歩き受付を終えて中に入ると、割とすぐに鏡湖池(きょうこち)に浮かぶような形で金閣が見えます。鏡湖池は見どころが多く、金閣・葦原島・畠山石・赤松石・細川石・陸舟の松などというように知識があると多くの見どころが存在することがわかります。

金閣寺の葦原島・畠山石・赤松石・細川石

金閣が浮かぶように見える鏡湖池には葦原島(あしはらじま)など小さな陸地に木が生え、背景には衣笠山が見えるなど、金閣が映える風流な景観になっています。金閣を中心とした庭園建築は極楽浄土を表しているとも言われたとか。

この鏡湖池にある石は畠山石・赤松石・細川石など、室町時代の各大名が競って献納したと言われる名石で、室町時代の権力者たちが金閣寺に寄せた関心がわかります。

見所2. 金閣(舎利殿)

金閣は舎利殿のことで、建物を漆塗りし、金箔を貼った建物です。舎利とは釈迦の骨のことで、金閣内には釈迦の骨が祀られています。金閣寺最大の見どころは金色に輝く金閣(舎利殿)。

金閣寺、金閣の中

  • 屋根:こけら葺きで上には鳳凰が飾られている
  • 三層:足利義満を象徴する禅宗様仏殿造風の「究竟頂」(くっきょうちょう)、仏舎利を安置
  • 二層:武家を象徴する書院造(武家造)の「潮音洞」(ちょうおんどう)に岩屋観音像と四天王像を安置
  • 一階:公家を象徴する寝殿造(金箔が貼られていない)の「法水院」(ほっすいいん)に宝冠釈迦如来像・足利義満像を安置、

実は金閣は放火され再建されていますが、屋根にある鳳凰は放火による焼失を免れた貴重な品です。室町時代に作られた金閣寺創建当時ものと言われています。

  • 金閣は1950年(昭和25年)7月2日未明に放火によって焼失
  • 1955年(昭和30年)に再建
  • 1994年(平成6年)12月に世界文化遺産に登録
  • 再建時には10センチ角の金箔が10万枚(2キロ)を使用
  • その後の修復では20万枚(20キロ)使用された模様(総額約7億4千万円とも)

見所3. 陸舟の松

金閣寺の陸舟の松

また、方丈北側には陸舟の松(りくしゅうのまつ)があります。陸舟の松は五葉松と言う種類の松です。足利義満がお手植えしたと言われている松は、樹齢は推定600年以上で、善峰寺の遊竜の松、大原宝仙院の五葉の松と並び、京都三松の一つです。陸舟という名前が付いたのは、この松が船の形に仕立てられているからです。

金閣・鏡湖池以外の見どころ

金閣寺の境内

鏡湖池に浮かぶ金閣を見終わると、金閣の裏手にある少し高くなった道を上がっていくことになります。そこにも見どころは多々あります。銀河泉・厳下水・安民沢と白蛇の塚などがあります。

見所4. 銀河泉

銀河泉

銀河泉(ぎんがせん)の水を足利義満がお茶に使ったと言われている場所で、金閣の裏手側にあります。

見所5. 厳下水

厳下水

巌下水(がんかすい)は、石で囲まれた水たまりで、茅葺きの屋根がかかっています。なんの水かというと、足利義満が手を清めたお手洗い時の水です。

見所6 安民沢と白蛇の塚

安民沢と白蛇の塚

安民沢(あんみんたく)は鏡湖池の水源ともなっていて、池には水神の白蛇を祀った「白蛇の塚」が建ています。
金閣寺が建てられる以前は、西園寺家の別荘であり、白蛇の塚は、西園寺家の守り神と言われています。

見所7. 金閣寺垣

金閣寺垣

金閣寺と銀閣寺はよく比較されますが、金閣寺には金閣寺垣、銀閣寺には銀閣寺垣があります。さらに龍安寺垣などもあります。金閣寺垣は竹を縦方向に組み、龍安寺垣は竹を斜めに交差した特徴の違いを見どころとして知っておくと良いでしょう。銀閣寺垣は特徴的な作りになっているのでぜひ銀閣寺のページで確認してください。

銀閣寺のページ

  1. 垣は仕切りの役目がある
  2. 金閣寺垣は竹でできた低めの垣根のこと
  3. 垣の後ろが見えるものを透かし垣という

見所8. 夕佳亭

金閣寺の夕佳亭

金閣寺の北側出口付近の小高い場所には、金森宗和が造営したと言われる茶室「夕佳亭(せっかてい)」があります。

義政愛用の富士形手水鉢

  • 当時の夕佳亭は明治初期に焼失
  • 現在の夕佳亭は明治時代中期に再建されたもの
  • 金森宗和が建築した当初に近い形で復元されている
  • 夕佳亭の前にある庭にはの足利義政が愛用したといわれている手水鉢と石灯篭が置かれている
  • 夕佳亭という名前は「夕日に映える金閣が佳い」ということに由来していると言われている

金閣寺の概要

金閣寺参道付近の苔

  • 「金閣寺」の正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」という
  • 相国寺の山外塔頭寺院
  • 塔頭とはメインのお寺から派生した寺のこと
  • 金閣寺は1397年(応永4年)に足利義満が建立
  • 寺名は開基である足利義満の法号鹿苑院殿にちなんで付けられている

金閣寺の境内図

御朱印

金閣寺の御朱印

金閣寺では「舎利殿」、「石不動明王」、「北山殿」の3種類の御朱印が頂けます。どれも300円です。不動堂のすぐ脇にある納経所で直接書いて頂けますが、京都でも特に人気の高い観光スポットなので、観光シーズンには行列ができることもあります。

手書きをしてほしい場合は仕方ないですが、特にこだわりがない場合は既に書かれたものを購入することもできるので、そのあとのスケジュールと調整してくださいね。

オリジナルの御朱印帳は1900円で、黒、青、セルリアンブルーの3種類あります。どれも金襴の柄は同じで、表面には舎利殿の図柄と、御朱印帳の文字が、裏面には鳳凰の図柄と、家紋と総本山 金閣寺が金色の糸で織り込まれています。

散策ルート

金閣寺の植物

金閣寺→瀧安寺→蓮華寺→仁和寺

きぬかけの路を通るこのルートは京都でも特に人気の高い散策ルートです。この路の周辺には敷地神社や等持院などもあるので、時間があれば立ち寄ってみてください。

金閣寺

金閣寺の風景と食べ物

  • 名称:鹿苑寺(ろくおんじ)
  • 住所:北区金閣寺町1
  • 電話:075-461-0013

金閣寺の境内通路

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