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東福寺の見どころを紅葉も含めて解説

2019/10/25
 
東福寺の三門と池の蓮
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tomo
京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

「東福寺ってCMでやってた紅葉のお寺でしょ?」という印象を持っている人が多いと思います。その通りで、紅葉の名所と言われている東福寺ですが、紅葉の時期以外も緑が綺麗な場所なので、紅葉と通常時の東福寺を併せて紹介していきます。

また、東福寺は塔頭(関連する小寺)が多く、東福寺に行くまでも楽しめる観光スポットなので、ぜひ京都観光の参考にしてみてください。

東福寺の紅葉と有料の庭

東福寺は京都でも人気が高く、紅葉の時期には観光客もピークを迎えますが、通常時は境内が広い事もあり、人が極度に多い印象はありません。周辺にもいくつか小さな寺院があり、仏像を拝観できる場所があるなど、社寺仏閣好きにはいい場所の一つと言えます。

ただ、有名なわりに、近くにお店などがそれほどあるわけでもなく、観光地化されていないスポットなので、思ったより渋めな印象を受けるかもしれません。

東福寺の歴史と名前の由来

東福寺の名前の由来は、奈良の「東大寺」の「東」、「興福寺」の「福」を取って「東福寺」と名がついています。建長7年(1255年)に完成した禅宗寺院で、完成までに焼失を繰り返し、19年もの歳月を経ている寺院なのです。ちなみに開山は聖一国師(しょういちこくし)です。

東福寺の見どころ

東福寺の通天橋からの風景

東福寺というのは総称で、25もの寺院などからなる造りになっています。日本百名橋に選ばれている「偃月橋(えんげつきょう)」や、昭憲皇太后より下賜し作られた「八相庭」、日本最古の「浴室」、「東司(とうす)」など歴史的建造物が多いのが、東福寺の魅力となっています。それ以外にも、指定文化財が多く収蔵されている寺院です。

東司

東司とは「とうす」と読み、意味はトイレです。東福寺の東司は有名で日本最古のトイレなのです。この東司国の重要文化財にも指定されていますね。トイレが国の重要文化財というのも面白いものです。実際に行ってみるとその大きさに驚くのではないでしょうか。

三門

東福寺の三門

東福寺の巨大な建物の一つである三門。真向かいにある本堂(仏殿)に座って三門を眺めている観光客が多く、とても見栄えがします。年に一度3月14日(旧暦2月14日)に行われる、「涅槃会」特別公開に合わせて三門も公開されます。

大涅槃図御開帳とは

これは大涅槃図御開帳があるのです。普段非公開の本堂も見られる特別な日で、献花展・呈茶がふるまわれるのです。しかもこの時期だけ、本堂で「花供御(はなくそ)」がいただけます。花供御は、無病息災を祈念してつくられるありがたい「あられ」なので、いただいておきましょう。また、本堂に飾られている「大涅槃」だけではなく、普段は非公開の国宝三門や龍吟庵も特別公開されるので楽しみですね。

開山堂の庭

東福寺開山堂の庭

通天橋を進みやや高くなっている通路を上がると開山堂に到着します。開山堂には庭があり、座って鑑賞できるようになっています。

東福寺の季節の見どころ

東福寺の木々の紅葉
東福寺の境内を巡るには約1時間半かかると言われています。実際に回ってみると、これは人によりますし、季節によって紅葉や花を見るなどしながら巡れば、その分時間がかかります。それだけ目に焼き付けたい景色。建造物が多く、観光客を魅了する寺なのです。

初夏の東福寺

東福寺の通天橋から臥雲橋の緑の風景

東福寺には東福寺三名橋という3つの橋があります。臥雲橋(がうんきょう)・通天橋(つうてんきょう)・偃月橋(えんげつきょう)という3つの橋で、ここからの眺めが見どころの一つでしょう。季節としては新緑の季節と紅葉の季節が有名で見栄えがします。

東福寺の通天橋と紅葉

通天橋と紅葉の風景は東福寺ならではの風景と言えます。

思遠池

東福寺の見どころは色々ありますが、季節によって思遠池も見どころになるスポットの一つでしょう。蓮の花が多く咲き、巨大な三門の前を彩るのでとても見栄えがします。また、隅に少しだけ紫陽花が咲いたり、緑が綺麗な時期もあり、東福寺を楽しめる場所の一つです。

通天橋

東福寺の通天橋

東福寺本坊庭園の見どころ

東福寺本坊庭園は昭和14年(1939)に作庭家・重森三玲(しげもりみれい)によって作られた有料の庭園です。庫裡から入って廊下を歩いて方丈へ向かい、方丈を中心に東西南北に特徴のある庭園が作庭されています。東西南北で4つの庭ですが、別名を八相の庭と言います。なぜ八相の庭というのかというと、釈迦の生涯で起きた8つの重要な出来事に見立てて庭が作られているからだとか。これを八相成道(はっそうじょうどう)」といい、四仙島・八海・五山・北斗七星などを庭園の中で表現しています。

東福寺本坊庭園の東庭

東福寺本坊庭園の東庭は、八相成道の北斗七星を表現している庭です。

東福寺本坊庭園の南庭

四仙島・八海・五山などを表現しています。四仙島は蓬莱、瀛洲、壺梁、方丈を表していますが、例えば蓬莱(ほうらい)は蓬莱山という古代中国における想像上の神山のことで、仙人が不死の薬を作り、宮殿には金玉・白色の鳥獣がいたり、玉の木が生えているなどの背景がある面白さがあります。蓬莱などは京都の他の庭園でも出てくる作りで、例えば金地院などの庭と石の配置でも蓬莱が出てきます。知識をつけておくと、庭の楽しみ方が増えるので覚え観光していくのも良いと思います。

東福寺本坊庭園の西庭

独特の形に刈り込まれた木が印象的な西庭。廊下を歩き狭い印象がありますが、その先には広い庭を見渡せるなど、東福寺本坊庭園の面白さがわかります。

東福寺本坊庭園の北庭

東福寺本坊庭園でもっとも有名なのがこの市松模様の北庭でしょう。苔が四角に生え、規則正しく並ぶ市松模様の庭。美しく印象的な庭になっています。苔の種類はウマスギゴケで、苔好き、苔女(コケジョ)にオススメの庭です。

東福寺の御朱印

東福寺の御朱印は方丈拝観受付で行われています。拝観料金とともに依頼すると、拝観終了後に書きあがった御朱印がいただけてスムーズです。

東福寺の鬼瓦を楽しむ

少しマニアックな話になりますが、東福寺に行ったさいに、鬼瓦を楽しんでみるのもいいと思います。

東福寺の鬼瓦は多数の種類があり面白いです。建物が高いので、それなりに双眼鏡などを持っていくといいでしょう。

東福寺の鬼瓦はリアルな表情で恐い作りになっています。
他の寺院と比べても作りのリアルさはかなりのもの。
鬼の表現が上手いと思います。

もともと鬼瓦は、鬼が悪者ではなく鬼による魔除けを意味しているところがあったので、恐そうな鬼の方が魔除けになるのでしょう。

このような見逃しがちな部分も見てみると、東福寺の楽しみも広がると思います。

さらにマニアック似なってくるとその他の細かい部分などにも意識が向きますね。

東福寺周辺の塔頭も楽しめる

東福寺の塔頭の紅葉

東福寺には塔頭が多数あり、東福寺の内外に塔頭があります。また、秋になると、普段入れない塔頭の門が開いていることもあり、特別に拝観できるお寺もあるのです。

東福寺の紅葉も見事ですが、塔頭も雰囲気が違い、それぞれのお寺の小さな境内で、少ないながら色づいた紅葉を楽しむことができます。

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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

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