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渉成園の見どころと紅葉を写真で解説

2019/01/07
 
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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

現存している渉成園は江戸の大火によって焼失したため、明治初期に立て直しされたものです。渉成園は「十三景」と呼ばれる見事な庭園で、開国後は外賓の接待にも使われました。春には梅・桜、夏には菖蒲・睡蓮、秋には紅葉、冬は雪景色と変化する渉成園は一年を通して訪れる観光客のリピーターが多いことでも有名です。一年を通して楽しめる渉成園の魅力を解説していきます。

1. 渉成園がわかる5人の人物

人物1. 徳川家光と渉成園

渉成園は徳川家光から土地の寄進で造られた庭園です。東本願寺の別邸「渉成園」は一年を通しての景観を楽しめることもあり、将軍を始め、文学者にも愛されました。

人物2. 陶淵明(とう えんめい)

渉成園という名前は、中国の詩人・陶淵明(とう えんめい)の「円日渉而成趣」(園は日々に渉って以て趣を成りによる)という言葉から由来となっています。

周囲の枳殻(からたち)が見事だったことから「枳殻(きこく)邸」とも言われています。ちなみに枳殻とは、ミカン科カラタチ属の落葉低木のことで、元々は長江上流域にあったもの。これが日本に伝わり、のちに渉成園にも植えられたと言われています。渉成園は陶淵明と枳殻から、中国の影響が伺えることがわかります。

人物3. 頼山陽と渉成園

十三景として呼ばれるようになったのは、江戸末期、思想家「頼山陽(らいさんよう)」が、渉成園の13からなる景観を「十三景」と称えたことがきっかけでした。頼山陽は渉成園で「日本外史」を著したことでも有名で、尊王攘夷に大きく影響を与えた人物でもあります。日本外史は平安末期の源氏から徳川までの武家盛衰史。

人物4. 石川丈山と渉成園

渉成園を作ったのは石川丈山(いしかわじょうざん)で、徳川家康の元にいた武士です。石川丈山は、東本願寺の当時の宗主・宣如(教如の三男)の依頼で渉成園を作りました。ところが、戦で家康を怒らせたことをきっかけに文化人として渉成園で隠居生活を送ることになります。

人物5. 源融・紫式部の源氏物語

渉成園は源融(みなもとのとおる)の邸宅の趣向を取りいれたとも言われています。源融とは、紫式部が書いた「源氏物語」のモデルの1人と言われている人物で、嵯峨天皇の息子です。もし源氏物語に興味がある人は宇治へ、嵯峨天皇などは嵐山へ行ってみると源融関連の京都観光を楽しめます。

2. 十三景と季節の変化を楽しむ

十三景とは次の通りです。

  1. 滴翠軒(てきすいけん)
  2. 傍花閣(ぼうかかく)
  3. 印月池(いんげつち)
  4. 臥龍堂(がりゅうどう)
  5. 五松塢(ごしょうう)
  6. 侵雪橋(しんせつきょう)
  7. 縮遠亭(しゅくえんてい)
  8. 紫藤岸(しとうがん)
  9. 禺仙楼(ぐうせんろう)
  10. 双梅檐(そうばいえん)
  11. 漱枕居(そうきんきょ)
  12. 回棹廊(かいとうろう)
  13. 丹楓渓(たんぶうけい)

1. 冬の梅

渉成園は冬〜春の梅の時期に行くと多少ですが梅が植えてあることもあり、庭園に彩りが加わりますが、梅の植えてある双梅檐(そうばいえん)は小さいことや、冬の渉成園は葉が落ちてるため、殺風景な印象も否めません(雪が積もると美しくなります)。

2. 夏の新緑

夏の渉成園

新緑の季節から夏にかけて緑が力強く映えるのが渉成園の庭です。池と木々の緑が生命力を感じさせる雰囲気を感じさせます。

3. 秋の紅葉

紅葉の時期は渉成園の素朴な雰囲気と合い、綺麗な風景を楽しむことができます。十三景に赤や黄色、緑や茶色などのカラフルな彩が加わり、素朴さに華やかさが加わった風景を楽しめます。

3. 周辺の社寺仏閣


渉成園は東本願寺と関わりのある庭園で、自動販売機に東本願寺のお茶が売っています。東本願寺の行事には、渉成園でもイベントが行われるなど関わりがあるスポットの一つなので、京都観光の際には、イベントをチェックして渉成園を満喫するのも良いかもしれません。

周辺1. 東本願寺


渉成園から最も近いお寺。渉成園の門を出て直進すると徒歩五分程度で行けるので、渉成園の前後に行くと京都観光の効率化が計れます。

周辺2. ヨドバシカメラ

渉成園や東本願寺から近いヨドバシカメラは店舗の規模が大きく品揃え豊富です。家電製品を見たり食事をしたり、スーパーで買い物をするなど、用途も広く対応している場所なので京都観光のついでに行ってみると思ったより行って良かったと思えるかもしれません。

周辺3. 京都タワー

ヨドバシカメラと京都駅の間にあるのが京都タワーで、京都の代表的なタワーの一つでしょう。一度行ったスポットを高い場所から見渡すと、位置関係がわかるので、京都観光をある程度した後に行くのがおすすめです。お土産やなどもあるので、京都駅と合わせて京都の思い出の品を買うのも良い場所です。

周辺4. 京都駅

渉成園・東本願寺・ヨドバシカメラ・京都タワーの近くにあるのが京都駅です。京都駅は地下にも店が並ぶ巨大な駅になっているので、京都観光の1スポットとして巡るのも良いといえるスポットです。

周辺5. 鴨川

渉成園から東本願寺とは反対方向に歩いて行くと鴨川があります。鴨川は何があるという訳ではありませんが、鴨や鷺などの鳥がいたり、長い川沿いを歩いて行くと三十三間堂や歩き続けると四条など色々なスポットに続いています。春には鴨川沿いに桜が咲き、秋には紅葉も見れ、暖かい日には日向ぼっこをしている人もいるなど、季節によっては一つのスポットして観光して見るのもいいかもしれません。

渉成園からやや歩きますが、鴨川を越えて歩くと豊国神社や三十三間堂などへ行くこともできます。歩き慣れていない人は位置関係や距離がわからずやや遠く感じるかもしれません。

渉成園へのアクセスと駐車場

渉成園は京都駅から徒歩圏内にあるので、京都駅から向かうには徒歩で問題ないでしょう。東本願寺から5分かからない程度の距離にあります。渉成園には駐車場がありますが、使用されているかはやや不明。

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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

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