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京都・天授庵の庭園を青紅葉・紅葉・ライトアップの写真で解説

2019/03/09
 
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tomo
京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

天授庵は南禅寺の山門の右手にある寺院で、南禅寺の塔頭の一つです。塔頭の読み方は「たっちゅう」。塔頭とはメインのお寺の周りにある小さなお寺のことです。高僧のお墓を守っていた関係者が寺院として独立したという経緯があるので、南禅寺のような大きなお寺には、小さなお寺が立ち並ぶわけです。その一つとして天授庵があり、庭などの美しさなどもあって観光スポットの一つとなっているのでしょう。

このページでは天授庵を緑の綺麗な時期、紅葉の季節、そして紅葉のライトアップという3つのパターンで見どころや歴史などを庭の写真付きで解説していきます。ちなみに天授庵は御朱印は無い寺院です。

1.【青もみじ】天授庵の「庭」の見どころと造り

天授庵の入口でお金を払い、中に入ると正面に大きな建物があります。通常時ではここには入れませんが、窓から覗く景色が美しいもの。天授庵の見どころのひとつと言えるでしょう。紅葉時には芸術的な美しい風景をみることができ、ライトアップ時にはこの中に入ってライトアップされた紅葉を見ることができます。後半に写真付きで記載しています。

天授庵の庭は東庭と南庭に分かれており、通常時はこの庭を歩き楽しむことができ、夜間の紅葉ライトアップ時には書院内から東庭と南庭を楽しむことができます。

方丈前庭(東庭)

通常時には方丈前庭(東庭)を進み、その左手には夏場にはキキョウなどが咲き、緑も鮮やかです。庭は狭くシンプルな庭ですが、石などのデザインが面白く雰囲気があります。白砂の庭に菱形の畳石が配置されており、それを縁側から眺める事もでき、のどかな雰囲気のある庭です。

この天授庵の庭は枯山水庭園で、特徴的な石の配置などは小堀遠州の発案と言われています。

小堀遠州は江戸初期(後水尾天皇や寛永文化の頃)の大名であり茶人です。幼少から英才教育を受け、千利休、古田織部という茶道の大家から学び、徳川将軍家の茶道指南役にもなっている人物です。大名や公家のほか、町人など多くの階層を茶会に招き「綺麗さび」という茶道を完成させています。

また、小堀遠州は作事奉行(さくじぶぎょう)でもあったため、桂離宮、仙洞御所、二条城、大徳寺孤篷庵、南禅寺金地院などを建築・作庭しています。作事奉行とは、江戸幕府や諸藩の役職の1つで、造営修繕の管理をする役職です。

書院南庭

書院南庭は池泉回遊式庭園で、杉や楓など生い茂る中、池の周りを歩くことができる庭園になっています。明治時代に改修されており、南北朝時代の面影を残す。

南北朝時代とは、鎌倉幕府を滅ぼした後醍醐天皇と足利尊氏が対立し、両者が天皇を擁立し、京都と吉野に二つに朝廷ができた時代の様式です。南北朝が合一されるまでに56年間続いており、この時代の様式が書院南庭に残っているとことです。

書院南庭もそれほど広い造りではないので、池の周りを歩く道と建物がある少しのスペースだけで割と早く見終わってしまいますが、南禅寺のように大きなお寺の中にある事もあり、合わせて観光できるメリットがあります。

紅葉やライトアップも綺麗ですが、苔や青もみじに囲まれた池の周りを歩けるのも魅力の一つなので、紅葉以外でも天授庵に行ってみることをお勧めします。小さめのお寺で庭や紅葉や青もみじが好きな人、静かな場所が好きな人向けのスポットといえるでしょう。

お食事処・お土産屋・御朱印などはなく、純粋に庭や風景を楽しむだけのスポットという造りになっているので、その辺を考慮して京都観光の選択肢に入れるといいと思います。

2.【紅葉】天授庵は紅葉の名所

天授庵 紅葉

南禅寺付近には紅葉の名所が多くありますが、天授庵も紅葉の名所として知られる小さなお寺です。境内の中に枯山水の庭と池泉回遊式庭園(池がある庭)が楽しめるお寺で、庭と紅葉の風情ある景観を楽しみたい人にはオススメの場所です。

天授庵の入り口を直進すると屋内のガラス越しに覗く紅葉の美しさに立ち止まる人も多くいます。夜間にはこの部屋に入る事ができますが昼間は入れません。

天授庵は南禅寺の脇にあり、塀に囲まれているの紅葉の美しさが外からではわかりにくいもの。それでもある程度人が入るので、境内が狭い分だけ混雑する事もあります。

逆に人が居ない時は、縁側から庭を楽しめ、大きな池の周りを歩きながら紅葉を楽しめるなど、見事な紅葉と落ち着ける風流さを感じられるでしょう。

3.【夜間】天授庵の紅葉ライトアップ

天授庵は期間限定で夜の紅葉ライトアップも行われています。南禅寺はライトアップがありませんが天授庵はライトアップがあり、夜に映える紅葉を楽しむことができます。

その際は普段は入れない部屋にも入ることができ、屋内から紅葉や庭園、重要文化財である長谷川等伯による障壁画などを楽しむことができます。庭には下りることができないので、昼は屋外、夜は屋内から違った紅葉を楽しめるようになっているのが天授庵です。

紅葉の夜間ライトアップは近くにある永観堂でも行われるため、時間を調整して天授庵・永観堂を観ることをおすすめします。どちらも見応えがあるのと、夜間だと時間が限られているため、意外と時間に追われる事もあるため、暗くなる時間に合わせて早めに行っておくのが良いでしょう。

永観堂のページはこちら

昼の紅葉を楽しみたいなら南禅寺や永観堂、哲学の道がおすすめです。
南禅寺のページはこちら

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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

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