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わかりやすい六角堂(頂法寺)、京都のへそ石など9つの見どころ

2019/09/13
 
六角堂本堂 正面
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tomo
京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

六角堂本堂 正面

六角堂の見どころ

見所1. へそ石

六角堂で有名なのが京都の中心とされるへそ石。へそ石の中にお金が入れられていたりします。へそ石は京都の中心にあるといわれていて、ここが京都の中心と言われることが多い石。

実際は少しだけ場所を移動したとも言われているので、中心なのかはやや微妙だとか。かなり目立たないので見逃し注意です。

見所2. へそ餅

また、へそ石に関連してへそ餅なんてものもありますね。六角堂のオリジナルのお餅にへそ餅があります。御朱印などをいただけるお土産屋の建物がありますが、そこで注文できるのがへそ餅。

冷たいお茶か、あったかいお茶に小さな六角のへそ餅が付いて500円の値段で食べることができます。味は信玄餅などと似たような味で、中にあんこが入っている甘いお餅。お茶と一緒に食べると程よい味になりますね。

見所3. 六角堂の本堂

六角堂という名前で有名な頂法寺。正式名称は「紫雲山 頂法寺」といいます。読み方は「しうんざん ちょうほうじ」と読みます。通称では六角堂、頂法寺、六角さんなどと言われています。

本堂は六角形の堂で六角堂、そして六根清浄を願う祈りを込めた作りになっています。六根清浄とは、六角堂の御詠歌「わが思う心のうちは六(むつ)の角ただ円(まろ)かれと祈るなりけり」にある六の角で、六根「眼・耳・鼻・舌・身・意」のこと。ここから六欲が生じるので、その六欲をすて角なく円満になることを意味しています。

見所4. 太子堂(聖徳太子を祀る)

六角堂の太子堂

六角堂内には聖徳太子関連の摂社・末社があります。なぜかというと、六角堂の開基は聖徳太子だから。聖徳太子は各地にお寺を開いているので、各地に摂社山や末社があります。例えば八坂の塔(法観寺)や清凉寺など、京都のお寺でも聖徳太子ゆかりのお寺が多いのです。

見所5. 親鸞(親鸞堂)

六角堂は親鸞が百日参籠したなど、親鸞とも関わりがあります。そのため親鸞の像も六角堂の境内に配置されています。親鸞は浄土真宗の祖ですが、浄土宗・法然の弟子です。

六角堂と同じ京都の青蓮院で出家し、比叡山で20年ほど修行したのち、性や結婚他、悩みを持ち続け、聖徳太子も妻帯者であった事などもあり、聖徳太子が夢で回答をくれると噂されていた当時の六角堂へ通うようになります。

それが百日参籠といわれる部分で、95日目に聖徳太子が夢のお告げで、結婚しても良いと解釈できる回答を得て、比叡山を下りるのです。そして「他力」「南無阿弥陀仏」という当時異色の仏教であった浄土宗の法然の元に行き、弟子入りしました。

  • 29歳:比叡山を下り、六角堂へ通い詰め95日目で夢のお告げを得て、69歳の法然へ弟子入りする。(1201年・建仁元年)
  • 35歳:承元の法難により流罪となり、越後で貧困を味わう
  • 37歳:越後地方豪族の娘・恵信尼(えしんに)と出会う
  • 39歳:恵信尼との間に子が生まれる。また、流罪の恩赦が決定する。法然は死去
  • 42歳:尊敬する法然が死去したため京都には戻らず、20年ほど関東で布教活動をする
  • 84歳:1233・天福元年に京へ戻り、流罪になる前に別れた息子・善鸞と出会うが裏切られ、勘当する
  • 90歳:親鸞死去。(1262年・弘長2年11月28日)

百日参籠の95日目に夢の中で聖徳太子からお告げを聞いたという話があります。このように六角堂、聖徳太子、親鸞が時代を経て繋がっているわけです。

法然の弟子になった後の、親鸞が35歳の頃に起きている、承元の法難(じょうげんのほうなん)は、安楽寺のページに記載したので、興味がある方はご覧ください。

安楽寺のページ

見所6. 十六羅漢

六角堂の十六羅漢

羅漢(らかん)とは阿羅漢の略称で、仏教において悟りを開き尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことで、十六羅漢とは、釈迦の直弟子の中で特に優れた16名の弟子のこと。

見所7. 石不動

六角堂の石不動

不動明王は悪魔を降伏させるために怒りの形相をしています。如来→菩薩→明王→天部という階層がありますが、不動明王は大日如来の仮の姿です。

見所8. 唐崎社

六角堂の唐崎社

境内の十六羅漢横の階段を上が理、親鸞堂の先に進むと右手にあるのが唐崎社です。唐崎社は六角堂の鎮守で、祭神は唐崎明神で琵琶湖畔にある唐崎神社(からさきじんじゃ)の神様です。さらに社殿には、祇園社(八坂神社)と天満宮(北野天満宮)の神様が祀られています。

見所9. 一言願い地蔵

六角堂の一言願い地蔵

一言願い地蔵は、お参りに来た人の願いを叶えようかどうか考えているので首を傾けているとのこと。願いを叶えてもらえるかどうかは信心次第で、欲張らず一つだけ願いをするように書かれています。

2. 六角堂はいけばな発祥の地

六角堂はいけばな発祥の地としても有名です。いけばなの流派の一つに池坊がありますが、池坊家が住職を継いでいることも歴史を感じさせる繋がりです。

六角堂はビルで囲まれるような場所にありますが、その一つが池坊会館。春にいけばな展が開催されるなど、六角堂といけばな、池坊の繋がりは現代でも続いています。

六角堂のスタバと池坊ビル

六角堂の左隅には池坊会館があります。池坊は六角堂の塔頭であったという過去があり、 池坊専慶が有名でしょう。池坊専慶(いけのぼうせんけい)は池坊という華道の始祖とされている人物です。

小野妹子と生け花

実はこの池坊専慶よりも前に、六角堂にゆかりがあり、華道の始祖といわれる人物がいるのです。それは遣隋使で有名な小野妹子です。

六角堂の初代住職は小野妹子。六角堂の住職が仏前に花を供えたのが生花の始まりとも言われており、六角堂が生け花発祥の地とされるゆえんもここからきているとも考えられています。

教科書で読んだ人も多いと思いますが聖徳太子が小野妹子を遣隋使に任命し、隋に行かせた人物だからで、この六角堂は聖徳太子が創建し、生け花発祥の地となっていることが結びつく人も多いでしょう。

池坊の名前の由来

六角堂の白鳥

池坊の由来は下記の聖徳太子と小野妹子の2説があるようです。

  • ちなみに池坊とは、聖徳太子が沐浴した池(泉)というのが名前の由来の1つ。そのためか六角堂の太子堂は池の上に造られている
  • 小野妹子のお坊(住居)が池のそばにあったので、池坊と呼ばれるようになったとも言われている
  • ちなみにお坊は僧侶の住居から転じて、僧侶自身を呼ぶようになり、お坊さんとなったと言われている

3. その他

場所としては烏丸御池駅と四条駅・烏丸駅から徒歩で行ける街中にあり、ビルに囲まれている小さなお寺です。スタバが隣にあるのでわかり易いでしょう。

西国三十三ヶ所霊場第18番礼所で、六角堂の歴史は古く、平安遷都以前からあるかなり古いお寺の一つです。

六角堂というだけあって建物が六角形だったり、石柱が六角形だったり、餅が六角形だったりするので、地味に造りが面白く、特徴があります。

鳩と六角堂

六角堂は鳩が多くかなり慣れています。普通の鳩は人とかなり距離をとりますが、六角堂の鳩はかなり近くまで行っても逃げません。小さい鳩の置物もたくさんありますね。

境内の外にある六角堂の鐘楼

六角堂の鐘桜

六角堂の境内の外に鐘楼があります。鐘楼は「しょうろう」や「しゅろう」と読みます。山門の外側、六角通りにある別な敷地です。戦国時代からある鐘で、戦乱を知らせる鐘だったとのこと。現在の鐘は昭和29年(1954)に再鋳されたものです。

六角堂の最寄り駅は地下鉄烏丸線の烏丸御池駅ですが、地下鉄烏丸線四条駅夜 JR烏丸駅空も徒歩で行ける距離です。

この辺りはオフィス街になっていて、大通りから少し奥に入ったところに六角堂があります。目印としてはスターバックスカフェ。スタバの裏にすぐ六角堂があるという配置になっています。

4. 六角堂を含むおすすめ観光ルート

四条通

六角堂は四条駅に近いので、四条通りから錦市場、建仁寺や八坂神社など、この六角堂近辺は観光にとても適したルートになっています。

四条や八坂神社方面は飲食店・お土産屋が多く、八坂神社周辺にはお寺や神社も密集しています。

  • 烏丸御池駅 → 六角堂 → 四条通 → 錦市場 → 錦天満宮 → 鴨川 → 白川通 → 花見小路通 → 建仁寺 → 八坂神社 → 円山公園

さらには、 安井金比羅宮や建仁寺や六道珍皇寺、六波羅蜜寺などにも行けるので、京都観光を楽しむ上でこの辺りはおすすめのスポットの集まりとなっていますが、全部見るには時間が足りなくなるほど見どころがあります。なので、見たいところだけピックアップして観光するのが良いでしょう。

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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

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