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【京都観光用】お寺と神社の歴史と用語集

2019/03/04
 
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京都に住みつつ、観光スポットを100ヵ所以上巡ってみました。同じ場所にも何度も行ったり、鴨川でのんびりしたりと京都を満喫。歴史や神社・お寺や日本の知識なども加えて、観光に役立つわかりやすい情報をご提供できればと思います。

仏教とは?神道とは?というように京都観光を面白くする神道・仏教の観光用基礎知識を用語集としてまとめたので参考にしてください。

あ行

阿弥陀如来

誓願寺の阿弥陀如来像

あみだくじの由来とも言われる如来が阿弥陀如来。西方極楽浄土に住んでいる如来で、人が死ぬと阿弥陀如来が極楽浄土についれて行ってくれると言われています。

阿弥陀如来と出会う事を来迎(らいごう)といい、その際には観音菩薩や勢至菩薩、雲に乗り楽器を演奏する25の菩薩(雲中供養菩薩)などを従えて現れるんだとか。この様子が表現されているのが三千院です。

南無阿弥陀仏と唱えると極楽浄土に行けるという教えが鎌倉時代に普及します。浄土宗の法然や浄土真宗の親鸞などによって体系化や普及が進み、阿弥陀如来の認知度も上がっていきました。ちなみにこの阿弥陀如来像の写真は誓願寺の阿弥陀如来です。

北野天満宮の牛
学問の神様と言われる菅原道真を祀る天満宮に配置されているのが牛。菅原道真の伝説に何度も牛が登場し、牛に助けられるため天満宮に配置されています。なで牛といって、撫でるとご利益がある牛の像が有ります。

か行

狛犬・獅子

獅子

狛犬は魔除けとして中国から伝わったとされる説が有力です。『禁秘抄』と『類聚雑要抄』に獅子を左、狛犬を右に置くという記述があり、狛犬と獅子のセットが阿吽の表現になっています。

狛犬

角有り吽形(口を閉じている)が狛犬で、角なし阿形が獅子とされていましたが、次第に呼び名や阿吽の部分も曖昧になり、最近では2対をセットで狛犬と言われるようにもなってきています。

赤山禅院とサンポトンの狛犬

赤山禅院にある獅子はマレーシアの三寶洞(サンポトン)というお寺の獅子と酷似していおり、海外と日本の仏教の関わりが感じられます。(小さい画像がサンポトンの獅子)

さ行

七福神

七福神を参拝すると災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。七福神とは下記の七神を言います。

  1. 大黒天(だいこくてん)
  2. 毘沙門天(びしゃもんてん)
  3. 恵比寿天(えびすてん)
  4. 寿老人(じゅろうじん)
  5. 福禄寿(ふくろくじゅ)
  6. 弁財天(べんざいてん)
  7. 布袋尊(ほていそん)

四天王

四天王

四天王像はお寺でよく見かけますが、須弥山(しゅみせん)を守る守護神で、東西南北を守護しています。なのでお寺の須弥壇などに東西南北に配置されているのを目にする事も多いでしょう。須弥山は古代インドの色々な宗教で出てくる聖なる山のことで、山頂に帝釈天が住み、帝釈天に四天王が仕えており、四天王が八部鬼衆を所属支配する形になっています。(帝釈天→四天王→八部鬼衆)。

如来・菩薩・明王・天部の天部のカテゴリーに所属しているのが四天王です。京都では色々なお寺に四天王像がありますが、同じ像でもお寺によって持ち物が違う事があります。これは時代でも変化しているようなので、マニアックな知識が欲しい人は調べてみると良いでしょう。

  • 持国天:
    東を守護する国家の守護神。眷属は乾闥婆、毘舎遮。
  • 広目天:
    西の守護神。広目とは元々、「種々の眼をした者」でしたが日本に伝わる際に「尋常でない眼」となり「千里眼」などに拡大解釈された説があります。眷属は龍神、富単那。
  • 増長天:
    南の守護神。増長とは難から逃れるの意味があり、煩悩避けの意味がある天。眷属は鳩槃荼、薜茘多。
  • 多聞天:
    北の守護神。多聞とは常に道場を守り、説法に耳を傾けること。塔を持っているのが多聞天で、七福神の毘沙門天と同一の天です。四天王の中では最強説があります。眷属は夜叉、羅刹。

釈迦

現在から2500年前(紀元前5世紀)の12月8日、釈迦菩が提樹の下で悟りを開きます。そして約45年間説法をした後80歳でこの世を去ります。 死因は食当たりと言われており、毒殺とも推測されていますが、通常の宗教のように死に関して神がかった部分がないのが面白い部分かかもしれません。

ストゥーパ(パゴダ)

ストゥーパ

仏教のお寺に行くと釈迦の骨をストゥーパ(仏塔)に収めて祀られていたりします。ストゥーパは化野念仏寺や龍安寺で見ることができます。龍安寺の仏塔をパゴダと言いますが、基本的にはストゥーパと同じものです。しかし、パゴダの解釈がストゥーパより広い使われ方をされる事や、インド風や極東風などの違いが見られる事も多くい仏教の建物です。

た行

大日如来

大日如来は装飾品を付けている如来なので、他の如来像とは区別がしやすい特徴があります。密教にある金剛界と胎蔵界の中心にいるのが大日如来で、金剛界・胎蔵界で手の組み方が違う特徴があります。大まかに言うと金剛界は理論、胎蔵界は心の世界というように違う世界になっています。

達磨図

達磨図

京都では天龍寺や等持院などで、達磨大師の絵が描かれているお寺があります。達磨大師=菩提達磨(ぼだいだるま)は、インド人仏教僧で、中国禅宗の開祖と言われています。

達磨大師は釈迦から数えて28代目で、実は南天竺国の王子です。面壁九年という坐禅を続け、その結果手足を腐らせて失いますが悟りを開いたという伝説があります。達磨大師が身につけていた法衣が赤いことや、魔除けとしてダルマが赤く塗られているようになっているという話もあります。

このように釈迦(インド)→達磨(中国)というように仏教が伝わり、日本へは聖徳太子・蘇我氏が仏教を取り入れていきます。その後も中国へ向かった空海や最澄ほか、栄西や道元により臨済宗、曹洞宗など、日本の禅宗五家へと仏教が繋がり、日本のお寺へある達磨図へと繋がっていきます。

達磨図は色々なものがあり、長谷川等伯など有名な人物も達磨図を描いています。

は行

仏教

仏教は、インドで釈迦がブッダになり開いたものです。仏陀(ブッダ)とは、悟った人、仏のことで、釈迦が悟りを開き、仏教として弟子たちに教えていき、その後、インドから世界へ広がっていきます。

インド → 中国 → 朝鮮半島 → 日本 → 現在の奈良(蘇我氏・聖徳太子)

というように日本に伝わり、飛鳥時代に蘇我氏と聖徳太子が積極的に仏教を取り入れ、天皇を中心とした政治から遣隋使・遣唐使など異国との交流を繰り返し、国民に溶け込むことによって定着していきました。

時代が経つにつれて、桓武天皇が奈良から京都に都を移したため、京都が日本の中心となり、多くのお寺が作られていき、仏教を説くお寺が現在まで残るようになっています。

このような流れで、釈迦に関する品や仏教関連の仏像などが京都にあるわけです。ちなみに日本にはもともと日本の神様を大事にしている神道というものがあり、大雑把に分けると神道が神社、仏教がお寺というように分かれ、2つの信仰が古来では主流でした。

古事記や日本書紀のイザナギやアマテラス、スサノオなどは神道からきているので、仏教と神道がわかると京都観光がより面白くなります。

元々日本にあった神道に別勢力の仏教が入ってきたので、当時の日本では争いが起きます。仏教派の蘇我氏と神道派の物部氏です。

聖徳太子が仏教を取り入れ、蘇我氏とも親戚関係なので、物部氏に戦いで勝ちます。これにより政治の中心である聖徳太子が仏教を日本に普及させ政治と宗教や神道、戦や平和が絡み合う歴史が進みます。

武士の時代になるまでは仏教色が強く、道鏡や空海など仏教と政治によるわかりやすい事例も起きています。

現代の京都のように古いお寺や神社が各地に残る時代に至ります。

仏舎利と仏牙舎利

釈迦の骨は仏舎利(ぶっしゃり)といって、特別視され、信仰の対象になっています。また、釈迦の歯は仏牙舎利(ぶつげしゃり)と言われ、これも信仰対象となっています。
仏舎利は東寺に、仏牙舎利は鹿王院や泉涌寺に納められています。

仏足石

仏足石は仏の足型です。仏像ができる前は偶像崇拝がタブーだったので、形あるものを信仰対象にはしていなかったとされています。そのため、釈迦をシンボルで表すなどが行われていたようで、その代表的なものとして、仏足石(ぶっそくせき)があります。仏足石は釈迦の足跡を石に刻み信仰の対象としたもの。足の中には菩提樹などのシンボルが描かれています。仏足石は京都では智積院などで見ることができます。

この足の裏には仏の教えを表す模様が書かれています。これはもともとインドで仏像を作ることが禁止されていたことが由来になっていて、そのためこの仏足石を作り、教えを伝えたり、仏像をイメージしていたとも言われています。仏足石の特徴的に土踏まずがないということもあり、模様も含めて観察してみると面白いと思います。

仏像

仏像は釈迦を崇拝する信者たちが作りだしたもので、パキスタンのガンダーラで最初の仏像が作られ、その後世界へ広がり、日本にも入ってきた流れのようです。流れとしては次の通り。

釈迦の死 → 仏舎利・仏牙舎利 → 仏足石 → 仏像

そして聖徳太子と蘇我馬子が物部氏に勝利した事で仏教が普及し、さらに小野妹子など隋や唐などから仏教文化を持ち帰る者により、日本でも仏教が広がり信仰の対象となっていきます。空海や最長など時代が進むにつれ寺社勢力は拡大し、空海は嵯峨天皇をも弟子とするようになり、東寺は官寺となるなど仏教は日本に根付いていきました。

そして月日は流れ、明治時代に入ると、岡倉天心やフェノロサなど美術関係の人々により、仏像が信仰から美術品へと認識が広がりを見せていきます。現在では三十三間堂や京都国立博物館、東寺や太秦広隆寺など、京都の多くの場所で仏像を見る事ができます。

仏像

仏像は主に如来・菩薩・明王・天部の4階層に分けられ、如来が悟った者、菩薩は修行中で人を救ってくれる者、明王は良くない者を仏教、天部は仏教会の守り神として位置しています。

仏像をみる際に各パーツの特徴を見てみるとより楽しめます。

  • 首:首に三本線が入っているものを三道と言います。太っているからではない模様。
  • 手:手の形は色々ありますが、手に水かきがある仏像があります。水かきは人を救う際に取りこぼさないようにという意味があります。例えば誓願寺の仏像の指に水掻きがあるので観光の際には見てみると良いでしょう。

仏頭

知恩院の仏頭

仏頭とは仏像の頭のことですが、大仏の巨大な頭だけが各お寺などへ移されているものがあり、元々は他県の寺の仏像の頭だったという事もあります。写真の仏頭は知恩院で見ることができます。

  • 髪:如来のパンチパーマのような髪型は螺髪(らほつ)といい、基本的に右回りの渦状になっていて、悟りを開く際に長い修行で変化した髪型なんだとか。
  • 額:ひたいにある点は白い毛のようで、白毫(びやくごう)と言われるもの。智慧の現れ、そして災いを除くことが表現されています。
  • 耳:仏像の耳は長く、そして穴が空いているのは釈迦が悟る前に王族であったため、イヤリングなどの装飾品をつけていた名残から。
  • 鼻:仏はお香が食事の替わりとも言われています。
  • 口:歯は40本あり、大きな舌を持つとのこと。

布袋尊

布袋尊

ま行

木魚

興聖寺-開山堂の木魚

知恩院の三門

  • 三門
    三門は悟りの世界に行ける解脱の門と言われ、三解脱門が正式名称。三つの入り口があることから三門と言われるようになったとも。苦悩や迷いの世界から解脱し、悟りの世界へ行ける意味を持っています。日本三大三門は知恩院・南禅寺・久遠寺がありますが、仁和寺の二王門や東本願寺の三門、東福寺の三門などが含まれることもあります。久遠寺以外は全て京都なので、京都三大三門も久遠寺を除く知恩院・南禅寺・その他で表現されている場合が多くあります。
  • 仁王門(二王門)
    仁王門は阿吽を表す仁王が門の両脇にいる門です。京都では太秦広隆寺や醍醐寺、仁和寺、清涼寺などに仁王門(二王門)があります。
  • 楼門
    楼門(ろうもん)とは、二階建てなど、楼閣のような高い建物的な門です。仁王がいる楼門が多くあります。
  • 唐門
    唐門(からもん)は日本独特の門で、神社などによく見られる曲線的な破風が特徴な門です。唐門はよく見かける門ですが、豊国神社の唐門などが有名です。
  • 勅使門
    勅使門(ちょくしもん)は、天皇やその使者である勅使などが通る門で、一般には通行できない門です。これは過去から現在まで同じで、現在でも通常は閉じている門です。勅使門は南禅寺・仁和寺などに見られます。

ら行

羅漢

六角堂の十六羅漢

羅漢(らかん)とは阿羅漢(あらかん)の略称で、仏教で修行を完成させ、悟りを得た聖者のこと。尊敬や施しを受けるに相応しい資格を持つ聖者ということで、仏教信者の中でも最高位の信者・聖者という位置付けです。

釈迦の弟子で特に優れた16人の羅漢を十六羅漢といい、赤山禅院や六角堂など、京都各所のお寺で十六羅漢像などになっています。他にも五百羅漢などもあります。十六羅漢とは下記の人物です。

  1. 跋羅駄闍尊者(ばらだしゃそんじゃ)
  2. 迦諾迦伐蹉尊者(かにゃかばっさそんじゃ)
  3. 諾迦跋釐駄尊者(だかはりだそんじゃ)
  4. 蘇頻陀尊者(そびんだそんじゃ)
  5. 諾矩羅尊者(なくらそんじゃ)
  6. 跋陀羅尊者(ばだらそんじゃ)
  7. 迦哩尊者(かりそんじゃ)
  8. 弗多羅尊者(ほったらそんじゃ)
  9. 戎博迦尊者(じゅはくかそんじゃ)
  10. 半諾迦尊者(はんだかそんじゃ)
  11. 羅怙羅尊者(らごらそんじゃ)
  12. 那伽犀那尊者(なかさいなそんじゃ)
  13. 因掲陀尊者(いんかだそんじゃ)
  14. 伐那婆斯尊者(ばなばしそんじゃ)
  15. 阿氏多尊者(あしたそんじゃ)
  16. 注荼半託迦尊者(ちゅうだはんたかそんじゃ)
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