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お寺

青蓮院門跡の歴史と見所を解説

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青蓮院の歴史と人物

青蓮院は天台宗の三門跡

青蓮院は、青蓮院門跡とも呼ばれる京都東山区にある寺院で、三千院、妙法院と共に、天台宗の三門跡寺院とされています。門跡とは、代々皇室や摂関家出身の僧侶が住職を務めている寺院のことで、格式の高い寺院とされています。創建は久安6年(1150年)で、開基は玄行、御本尊は熾盛光如来です。江戸時代に後桜町天皇の仮の御所となったことがあるため「栗田御所」という別名もあります。

叡山延暦寺の房が起源

青蓮院の起源は比叡山延暦寺の境内にあった房と呼ばれる子寺院だと言われています。
最澄など高名な僧侶の住居であったため、房の代表格でもありました。

行玄から覚快法親王へ

初代門主は関白藤原師実の子で行玄という僧侶です。
鳥羽上皇からの信頼が厚く、戒師を務めたのも行玄でした。
行玄が2年間門主を務めて亡くなった後、鳥羽上皇は第七皇子の覚快法親王(かくかいほっしんのう)にその跡を継がせて第2代門主とさせ、院の御所に準じて京都に建物を建立させたことで、青蓮院は門跡寺院となりました。

その後の門主も皇族と五摂家が続く

その後も、青連院の門主は、関白を父に持ち、仏教界の最高位「大僧正」まで登りつめた慈円。後鳥羽上皇の皇子道覚親王。土御門天皇の皇子尊助法親王。伏見天皇の皇子尊円、足利義満の五男義円、孝明天皇の弟尊融親王など、明治時代に至るまで代々、皇族と五摂家が門主を務めていました。現在も青蓮院は広大な敷地を有し、国宝の日本三不動、青不動明王をはじめとする多くの寺宝を所蔵しています。

青蓮院門跡の青不動

不動明王は京都のお寺でもよく見かけますが、赤不動、黄不動、目黒不動、目白不動など、青・黄・赤・白・黒の五色があります。五色の不動明王の中でも青不動が最上位にあたり、青不動明王は「不動明王の中の不動明王」とされています。

青不動明王は国宝に指定されていています。平安時代の中期の製作とされ、縦203センチ、横149センチの絹本礼拝画像です。本体は青龍殿奥殿に安置されているので普段は拝観することができませんが、手前に複製をお祀りしてあり、毎月満月の日に護摩供で祈願されています。青蓮院の青不動と共に三不動とされているのが、園城寺(三井寺)の黄不動と高野山明王院の赤不動です。

青蓮院門跡、夜の特別拝観ライトアップ

青蓮院は広くきれいに手入れをされた庭でも有名で、殿舎はすべて廊下で繋がっていて、その周りが池泉回遊式庭園になっています。春と秋のライトアップの時期には多くの参拝客で賑わいます。

青蓮院門跡の見どころ

親鸞ゆかりのクスノキ

親鸞聖人お手植えと伝わるクスノキも見ものです。京都の天然記念物に指定されている立派なクスノキは、表玄関に2本、境内に3本あります。

相阿弥の庭

青蓮院の主庭は「相阿弥の庭」です。入口の門をくぐって最初に入る殿舎華頂殿から見ることができます。有料ですが、ライトアップ時にはお抹茶もいただけるので、ガラス張りの茶室から庭を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

相阿弥(そうあみ)は、室町幕府第八代将軍・足利義政の「同朋衆」の一人。また「三阿弥(さんあみ)」の一人でもあります。

同朋衆とは、将軍の芸術担当で、作庭も行います。三阿弥とは、相阿弥の父・祖父も同朋衆だったので、この三代を三阿弥と呼んでいたようです。相阿弥は君大観左右帳記(くんだいかんさうちょうき)という書物も書いています。

華頂殿から眺めた後はぜひ小御所側からもご覧になってください。龍心池を中心に手前に龍の背中に見立てた石があって、後ろには築山、向こう岸にある石塔が見えます。バックには東山の自然も広がり、華頂殿から見た風景とは違ったと見応えのある景色を楽しめます。

華頂殿

華頂殿の東面には、江戸時代の庭師小堀遠州作と伝えられる「霧島の庭」があります。好文亭裏側山裾斜面から一面に霧島つつじが植えられていて、5月ごろには一面を真っ赤に染めます。

豊臣秀吉寄進の手水鉢

小御所の渡り廊下には、太閤豊臣秀吉の寄進とされている大きな一文字の自然石の手水鉢が置かれています。春には美しく咲き誇る紅梅が手水鉢の水面に映りとても風情があります。

「熾盛光如来」の曼荼羅・青不動画像など

小御所の奥、宝形造の小堂の厨子にはご本尊「熾盛光如来」の曼荼羅が安置してあり、本堂の東裏には国宝の青不動画像の複製や不動明王木像、薬師如来及び日光月光菩薩・十二神将像、歓喜天像、毘沙門天像、愛染明王像が安置されています。

青蓮院門跡へのアクセス

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青蓮院門跡は、地下鉄東西線の東山駅が最寄駅で、知恩院や粟田神社から徒歩数分の場所にあります。
また少し距離はありますが、平安神宮や南禅寺、金地院などにも行ける位置にあります。

規模としては意外と広く、屋内や庭、階段を上った高い場所から明かり一体を眺めることもできる落ち着いた雰囲気のお寺です。

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