京都の紅葉スポット24選(おすすめ・穴場・ライトアップ一覧)

京都といえば紅葉というくらい美しい紅葉が印象深いスポットが多数あります。どのスポットも紅葉の時期には観光客で混みますが、それでも満足できるほど美しいスポットも多々あり、中には人が1人、2人しかこない穴場も存在します。そのような穴場や紅葉の名所を含めてコース別に京都の紅葉を紹介していきます。

昼と夜(ライトアップ)の紅葉を解説しているので下記の文字を押して参考にしてください。

昼の紅葉はこちら(押すと開閉して読めます)

1. 一乗寺駅周辺の紅葉スポット

一乗寺駅から商店街を抜けて歩いていくと、詩仙堂近辺に到着します。詩仙堂周辺は紅葉の人気スポットが集まっていて、歩いて紅葉の名所をいくつも巡ることができるおすすめの場所です。

特に圓光寺は他の紅葉スポットと比べても美しい紅葉を見ることができるスポットです(時期によります)。他にも詩仙堂や野仏庵など、素晴らしい紅葉スポットが近くにあるので、紅葉の思い出を作るには満足度の高い京都観光ができると思います。ちなみに商店街は普通の商店街なので京都らしい飲食店はあまりありません。

一乗寺の紅葉1. 詩仙堂

詩仙堂は石川丈山ゆかりのスポットで、紅葉の他、庭やししおどしが有名です。紅葉の時期には狭い堂内に人が大勢座り、庭を眺め、紅葉を楽しみます。また、堂内から外へ出て広い庭を楽しむこともでき、秋には紅葉に彩られた庭を歩けるので、京都観光の良い思い出になると思います。歩いて1分や数分で他の紅葉スポットに行けるのも魅力です。

一乗寺の紅葉2. 野仏庵

野仏庵は紅葉の穴場です。詩仙堂の斜め前にありますが、詩仙堂が混むわりに野仏庵は全く混みません。有名ではないですが、お茶とお菓子が出され、屋内から覗ける紅葉と、屋外に出ても紅葉を楽しめるので良いスポットだと思います。ただし狭いので有料で紅葉を楽しもうとする人は少ないのかもしれません。予算に余裕がある人はすぐに見終わる規模の庭ですが、人が少なく紅葉が美しいスポットなので落ち着いて紅葉を楽しみたい人の穴場としておすすめです。

一乗寺の紅葉3. 圓光寺

圓光寺の紅葉は京都の中でも最も美しいと感じる人も多いスポットの一つでしょう。屋内から眺める紅葉に染まった十牛之庭は絶景です。また、広い庭なので歩いて楽しむこともできる他、小高い山に上って紅葉に染まった圓光寺一帯を眺めることもできるので、他の紅葉スポットとは違い、屋内・散歩・展望という形で紅葉を楽しめる特徴もあるおすすめの紅葉の名所です。詩仙堂や野仏庵から徒歩5分もしない程度の距離なので、各紅葉スポットと合わせて観光するのがおすすめです。

一乗寺の紅葉4. 金福寺

金福寺は詩仙堂・野仏庵・圓光寺から少し離れた場所にありますが、徒歩でも近い距離にある紅葉スポットです。縁側から眺めることができる小さな庭と、紅葉に染まった小さな丘に上がれるのが特徴です。他の紅葉スポットと比べると規模も小さく素朴に感じられますが、人も少ない事が多く、人混みを避けて紅葉を楽しみたい人には良いスポットかもしれません。

2. 修学院の紅葉 修学院駅周辺の紅葉スポット

修学院駅は名前の通り修学院離宮の最寄駅です。この辺りも紅葉スポットが多く存在し、一乗寺駅とも近いので詩仙堂や圓光寺などから徒歩でも移動可能な距離にあります。修学院離宮やその周辺にはお店があまりないので、京都らしいランチやお土産屋は別な駅を予定しておくと良いと思います。

修学院の紅葉1. 修学院離宮

修学院離宮は予約が必要なスポットです。予約がなくても空きがあれば入ることができますが、団体で案内されながら修学院離宮内を周るタイプの観光なので、時間は決まっています。紅葉の時期は特に混むので、予約するのが無難でしょう。

修学院の紅葉2. 禅華院

禅華院は修学院離宮から曼殊院に行く途中にあるごく小さなお寺です。中に入って小さな庭があるだけですが、小さいながら紅葉を楽しめます。通りすがりに紅葉を楽しめるような感じのスポットなので、修学院離宮から徒歩1〜2分程度なので待ち時間に行って見ると良いと思います。

修学院の紅葉3. 曼殊院

サッカー選手のベッカムなども訪問している曼殊院も紅葉の名所です。小さなお寺ですが、街路樹の紅葉や、境内の紅葉などを楽しめる他、この辺りは山が近いため山も紅葉していると、見栄えのする紅葉スポットになります。修学院離宮から徒歩で行けるので、修学院離宮の待ち時間に行くなど、効率よく観光するのにも良い場所です。

修学院の紅葉4. 鷺森神社

意外とマイナーな鷺森神社も美しい紅葉を楽しめるスポットです。長い直線の森の中を進んだ先にある神社なので、森自体が紅葉していると神秘的な雰囲気が感じられるかもしれません。また、境内の紅葉面積は大きくはありませんが、楽しめるレベルの紅葉だと感じました。

修学院の紅葉5. 赤山禅院

赤山禅院山道の紅葉

赤山禅院は七福神、特に福禄寿に関連するお寺です。森に囲まれていることもあり、紅葉する頃に行くと紅葉を楽しむことができます。

大きな数珠や猿の像など、特徴があるお寺ですが、混雑するほど人は見かけません。赤山禅院までくると、徒歩で駅に戻るのに少し遠く感じるかもしれないので、その点を計算して行くと良いと思います。

3. 蹴上駅周辺(左京区・南禅寺)の紅葉スポット

左京区の紅葉1. 南禅寺

南禅寺は特徴的な水路閣と紅葉の組み合わせや、巨大な三門を彩る紅葉、そして三門の上から紅葉した境内や京都の街並みを見渡せることもあり、紅葉スポットとしても人気のお寺です。境内が広いため、塔頭(関連する小さなお寺)が複数あり、それらでも紅葉が見られることや、山を背にしていることもあり、山が紅葉している部分も楽しめるなど、京都でも有数の紅葉スポットと言えるでしょう。

南禅寺は天授庵などの塔頭が隣接していることや、永観堂、その先には哲学の道があるなど、紅葉スポットが連続してあるため秋に京都観光をする際にはおすすめのスポットとなります。

左京区の紅葉2. 天授庵

南禅寺の入り口の近辺にある塔頭寺院の一つが天授庵です。南禅寺の中でも有料で入るタイプの紅葉スポットで、狭いながら庭や池、屋内など、風情ある紅葉を楽しめます。ただし屋内に入れるのは夜間特別拝観時なので、昼は庭・池、夜は屋内からの庭を楽しむという違いが楽しめるスポットです。南禅寺は座れる場所があまりないので、天授庵の縁側に座って紅葉を眺めて見るのもいいかもしれません。

左京区の紅葉3. 最勝院

最勝院は南禅寺の塔頭の一つで、水路閣の坂を上った所にあります。小規模で紅葉もそれほど木々があるわけではありませんが、山の紅葉や境内の紅葉、寺の裏手の紅葉が塀の外から見ると綺麗であることなど、細かな部分で紅葉が楽しめるお寺です。

左京区の紅葉4. 永観堂

永観堂 紅葉 ライトアップ

永観堂は南禅寺から徒歩で行ける距離にある紅葉の名所です。境内は大きな池の周りを周る造りですが、有料で屋内に入ることができ、廊下を歩きながらいくつかのお堂などを巡ることができます。みかえり阿弥陀という永観堂に伝わる阿弥陀如来を見ることもできるお寺ですが、紅葉の時期は屋内よりも屋外がおすすめです。

なんとなく観光していると気になりませんが、高・中・低と高低差がある造りになっている事や、紅葉の色合いが緑や黄色、赤などに入り混じっている風景が池と合わさる風景などは印象深い紅葉を楽しめると思います。

4. 京都駅周辺(下京区)の紅葉スポット

下京区の紅葉1. 渉成園

渉成園は京都駅から近く、東本願寺から徒歩五分程度で行ける庭を楽しめるスポットです。石川丈山が造った庭で、十三景といわれる庭があり、紅葉の時期は渋い庭が赤や黄色、緑などに色づきます。何があるとも言えないような庭だけのスポットなので、刺激を求める人には不向きですが、風情を頼める人には良いスポットと言えると思います。

下京区の紅葉2. 東寺

東寺は京都駅から徒歩で行ける距離にある五重の塔が有名なお寺で空海が建てたお寺です。紅葉も楽しめる庭があり、空海が持ち帰った仏像なども見れるため、有料で入れる庭はおすすめです。紅葉や桜の時期には夜間ライトアップも行われるので、昼夜楽しめる紅葉スポットともいえるでしょう。京都駅が近いので京都から帰る前に、ちょっと時間が空いた時にも立ち寄って楽しめるスポットとも言えます。

5. 嵐山駅周辺の紅葉スポット

嵐山の紅葉1. 宝筐院

宝筐院は見事な紅葉の庭が見られる特別公開スポットで、普段は入る事ができません。紅葉の時期やその他の時期に特別に公開され入れるようになスポットです。各メディアに出ている割に外観が素朴なためか大混雑するほどではない事が多いです。清涼寺の横にあり、二尊院や厭離庵などの紅葉スポットにも徒歩で行けるので、嵐山の周辺の紅葉を楽しむ際に観光してみる事をおすすめします。

嵐山の紅葉2. 鹿王院

嵐電・嵐山駅の2つ手前の駅が鹿王院駅で、そこから徒歩10分程度歩くと鹿王院があります。鹿王院は紅葉に囲まれた長い参道があり、その先にある屋内にも入れます。夜の特別拝観も一日の人数限定でインターネット予約で受け付けており、夜に紅葉を楽しめる京都の良い思い出になると思います。

嵐山の紅葉3. 宝厳院

天龍寺の塔頭である宝厳院(ほうごんいん)は大きな岩や整えられた庭を歩くことができ、紅葉の時期などに特別公開されるお寺です。夜間特別拝観もできるスポットなので、昼と夜に紅葉を楽しむことができます。

嵐山の紅葉4. 厭離庵

厭離庵(えんりあん)は清涼寺から二尊院や祇王寺へ行く途中の脇道にあり、見過ごしてしまう人もいるような奥まった場所にある紅葉スポットです。藤原定家が小倉百人一首を作ったとされる小倉山の山荘跡に建っています。木々に囲まれた小さな庭などに紅葉が調和し、趣のあるスポットになっています。

嵐山の紅葉5. 二尊院

二尊院の紅葉

二尊院は祇王寺近くにある天台宗のお寺で、小倉山を背にした紅葉の名所です。境内は広く墓地や山の中にまで行く道もあり山からの遠景も楽しめます。門をくぐると長い直線の参道があり、見事な紅葉が映えます。

6. 八瀬駅(左京区)周辺の紅葉

八瀬駅は山に囲まれ、沢がある駅なので、避暑地に来たような雰囲気があります。紅葉スポットも駅からすぐ近くにあり、徒歩で行ける他、大原方面へバスやタクシーなどで行く事でもさらに奥にある紅葉スポットを楽しむ事ができます。

八瀬駅の紅葉1. 瑠璃光院

瑠璃光院は普段は開いておらず、行っての時期になると特別公開されるお寺です。苔と紅葉が美しく、紅葉の時期になると長蛇の列ができ数時間待ちの整理券が配布されるほどです。お寺自体は小さいのですが、屋外の庭と屋内からの庭の紅葉を楽しめる人気スポットです。お寺の狭さに見合わない行列ができるため入れる人数が調整され、整理券以降でも待ち時間が発生するので要注意。詳しくは下記のページを参照してください。

八瀬駅の紅葉2. 八瀬もみじの小径

八瀬もみじの小径は瑠璃光院の側にあり、比叡山へ上がるためのケーブル八瀬駅の横にあります。木々に囲まれた林のような広場のような、何もない場所にちょっとした道があり、塔が一つ立っているだけの場所ですが、紅葉が美しく色づき綺麗です。瑠璃光院の紅葉や、ケーブルカーで比叡山やガーデンミュージアム比叡に行く際の待ち時間に楽しむと効率よく紅葉巡りをできると思います。

八瀬駅の紅葉3. 蓮華寺

帰命山蓮華寺は瑠璃光院や八瀬もみじの小径から徒歩で行けますが、一駅分まで行かないまでも少々歩きます。瑠璃光院の待ち時間が毎年長いので、待ち時間に蓮華寺に行っても問題なく帰ってこれる距離です。蓮華寺はかなり小さなお寺で、狭い庭の他に屋内から紅葉や池を楽しめる他、さらに屋内から庭を歩いて本堂にも歩いて入る事ができます。狭いながら苔と紅葉が美しいお寺です。

7. 東福寺駅周辺の紅葉

東福寺駅の紅葉1. 東福寺

東福寺の紅葉・通天橋

東福寺はテレビCMにも使われた紅葉の名所です。広い境内と臥雲橋や通天橋などの東福寺ならではの橋と、紅葉した木々が東福寺独特の風景を作り上げています。広い庭の中で紅葉した木々の間を歩きながら京都の風情を感じられるスポットの一つです。

まとめ

京都の紅葉スポットは多々あるため、効率よく観光するには紅葉スポットが密集している地域を巡るのが一番だと思います。どの駅周辺に紅葉スポットが多くあるのかの他、南禅寺のように境内が広かったり、天授庵や永観堂のように夜間ライトアップがあるなどの情報も押さえておくと、短い日数でもたくさんの紅葉を体験でき、思い出に残る京都旅行ができると思います。

ライトアップされた紅葉を見ることができるスポットは下記にまとめたので、興味のある人は文字を押して読んでみてください。

紅葉のライトアップはこちら(押すと開閉して読めます)

京都の紅葉ライトアップをしているスポットを一覧で載せてみました。秋の夜に京都観光をする際の参考になれば幸いです。

東寺の紅葉ライトアップは仏像まで拝める

京都駅や東寺駅から近い東寺は、春の桜と秋の紅葉の時期に庭がライトアップされ、観光客が多くくるスポットです。水面に映る紅葉の美しさや、高さのある五重の塔、金堂・講堂で見れる仏像、休息できるスペースなど、バランスよく楽しめるスポットになっています。

雰囲気が良く、駅にも近いので夜でも行きやすい事や、タクシーなども出入り口に停まっているため、利便性も良いと言えます。入場料が大人は1000円かかり、時間帯によってはかなり長い行列ができるので、その点は注意が必要です。

清水寺の紅葉ライトアップは、有料で塔頭寺院の庭も特別拝観できる


清水寺は紅葉スポットとして有名ですが、ライトアップされると紅葉と夜景が合わさり、美しい夜景を演出しています。
青いライトがまっすぐ伸びている風景は、清水寺の風景として記憶に残るでしょう。

また、有料で拝観できる塔頭があり、借景庭園になっている庭や鶴と亀に見立てた岩や松があるなど、解説を聞くのも面白い庭があります。
説明を聴きながら庭を見るだけですが、庭が好きな人には良い庭見物になりそうです。
紅葉はほんの少しある程度ですが、外にある池に水面に紅葉が映り綺麗に見えます。

高台寺の紅葉ライトアップは水鏡や竹林などが美しい

高台寺の紅葉を夜見ようと思うと、かなり長い行列に並ぶことになります。
30分〜60分程度の行列ができることが多く、秋の寒い夜には少し厳しいと思う人も多いでしょう。高台寺の階段を下った所に圓徳院がありますが、高台寺では圓徳院との共通チケットも販売しています。

券を購入する際に、高台寺だけの場合は窓口1か2を、高台寺と圓徳院をセットで見る場合は3の窓口でチケットを購入するという形で購入できます。

それほど見所があるわけではないと感じる人もいそうですが、プロジェクションマッピングや水鏡になる池に映える紅葉、そして竹林と紅葉などは高台寺ならではで、美しいライトアップを見ることができます。

圓徳院の紅葉ライトアップは、建物内から庭を見る造り

圓徳院は高台寺の階段を下った所にあり、高台寺の紅葉ライトアップの入場券を購入する際にセットで購入することも可能です。
圓徳院入り口では圓徳院単体でも入場券を購入できます。

紅葉スポットというよりは紅葉の時期に合わせて夜に特別拝観を行なっているスポットという感じで、紅葉がたくさんあるわけではありません。
2箇所ある庭やその付近に紅葉があり、それ以外は建物の中を楽しむようになっています。
高台寺とセットで行くのがおすすめで、距離も近く観光した感が高まるかもしれません。

知恩院の紅葉ライトアップは、友禅苑の散策とお坊さんの話が聞ける

知恩院は紅葉の時期に夜間ライトアップが行われます。
知恩院といえばとても大きなお寺ですが、紅葉のライトアップ時に入れる場所はそれほど広い場所にはいけません。

通れないように道が封鎖されているため、境内で道に迷うこともありません。
知恩院に紅葉は少ないのですが、 友禅苑には紅葉が綺麗にライトアップされていて、庭として成立しているので見応えがあります。

知恩院にも、足の部分に美しい紅葉があり人気になっていますが、紅葉している木の本数からすると、少々物足りないと思う人も多いでしょう。
お坊さんの話を聞くこともでき、そこでは仏像なども見ることができるので、紅葉の時期の楽しみのひとつとも言えそうです。

青蓮院門跡は紅葉と竹林のライトアップが幻想的な庭を楽しめる

青蓮院門跡は、紅葉のライトアップが綺麗な割には人気が少なく、ゆっくりと見れる場所です。青蓮院門跡は、意外と紅葉が少ないですが、池や紅葉、そして竹林のライトアップなど、 所々に違ったライトアップがあり楽しめます。

また本堂の庭からは青いイルミネーションが点灯したり、日吉社の高台からは青蓮院門跡の庭を一望できるので、 見所が複数あるところが特徴でしょう。竹林を背景とした特に日吉社は幻想的な美しさがあります。

南禅寺の塔頭 天授庵は屋内から見る紅葉が美しい

南禅寺の金地院側の入り口付近、三門の右手にあるのが天授庵です。
天授庵は紅葉のライトアップでは、普段入れない屋内から紅葉がライトアップされた庭を見ることができます。
屋内自体は小さく、庭も小さいですが、ゆっくりと座って見ることができる庭の紅葉は、天授庵の昼の印象とは違う美しさがあります。

畳の部屋から紅葉を見た後は、廊下を出て、縁側のある本堂に行き、出口へと続いています。
本堂では、襖絵なども飾られているので、紅葉の他にも日本の文化を感じることができますね。
長い縁側から見える庭もライトアップと相まって印象深い庭になっています。

無鄰菴は庭師による庭園を楽しめる紅葉スポット

無鄰菴(むりんあん)は、紅葉の時期にライトアップがされ、庭師が解説を行うなど、庭に特化したスポットです。紅葉の時期にはどのスポットも人が多くなりがちですが、無鄰菴の紅葉ライトアップ時は割と観光客が少なく、穴場ともいえそうです。建物から庭を眺めることができ、靴を履いて庭を歩くこともできます。

また、山縣有朋の別荘でもあったため、山縣有朋に関する品を見ることもできるなど、ライトアップ以外にも楽しめるものがあります。しかし、全体的に光が少なく暗めで、紅葉も多くはないので、紅葉目的で行く人は気をつけましょう。

鹿王院の紅葉ライトアップは1日限定100名まで

鹿王院は紅葉の時期、期間限定でライトアップが行われます。お金社寺仏閣のライトアップとは違い、閉門時間が早いので要注意です。またインターネットで決済をして現地に向かうなどの部分も違うので、その点は注意しておきましょう。

鹿王院の門をくぐり受付を済ませると、お土産をいただくことができます。そしてライトアップされた紅葉に囲まれた長い道を歩きながら楽しみ、その後鹿王院建物の中に入り、ライトアップされた本堂や、庭、 紅葉などを縁側や廊下から見ることができます。

また、ボランティアで仏像解説してくれている人などもいます。
鹿王院は小さいのですぐに終わってしまいますが、 最後に畳の部屋でお茶とお菓子をいただけます。

ネットで予約を済ませて、1日の上限は100名と決まっているのでそれほど混む事もなく、ゆったりと見ることができるスポットと言えるでしょう。

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